台風11号は四国に上陸後関西へ(気象庁のHP台風情報によりますと入力中の現在は日本海へ抜けつつあるようです)。中野川に於いては特段の被害等は無いもようです。今回は気象庁HPの「高解像度降水ナウキャスト」がかなり役立ちまして,画面予測と現場では5分程度のずれがあったようですが...誤差範囲内!。
雨上がりの10時過ぎから見回りへ。桑瀬川との合流点・出合橋の水位は+100cmを切っている感じ。中野川町道・林道は最上流部まで目立った崩落・落石・倒木等は無かったのですが...21番・ラストチャンスの上流100m部分の川側斜面の杉の木が2本,根元部分から川に倒れ込んでました。流木ダムを形成する気配はないのですが処理については地元自治体の判断に。その部分の路肩は若干崩れてますが路肩に寄らなければ危険は無いでしょう(注意杭を依頼します)。二号(新)堰堤付近はいつもの台風時増水的で,巨大岩が動いた形跡はありません。ので,昨年の16号・17号台風の威力は中野川にとって「いかに凄かったか!!」です。
台風による強風は中野川では殆んど影響ありませんでした。山に囲まれている地形条件の関係でしょうか。
<道路状況> (0810’2014AM10現況) 国道194号線は「いの町枝川付近」までは通行可能。四国高速道路は随所で通行止め。
中野川町道・林道:20番 西山広場(竹の畝)から最上流までの地道部分(無舗装区間)の路面が表面流出で荒れています(所々)。いの町・長沢支所・産業建設課さんの方針としては..「11号台風の通過後に生活道路が優先ですが...順次対応します」でした。ブログで随時情報提供しますので御注意を。現在の状況では,四駆軽トラで通行可能です(11号台風通過後と同様状況)。タイヤが弱いエコカーとか乗用型軽自動車,車高が低い車両と言った踏破性が高くない車両には「キツイ」かもしれません。
<テジロアブ情報> ・上流部(26番・27番入渓口付近)で数尾のテジロ目撃。例年の同時期に比較してかなり少数・刺し攻撃体勢弱し。 (但し,山のやぶ蚊は元気です⇒刺されると⇒とっても痒いです,朝夕・特に夕刻!)。
虫対策としては「虫除け」と「キンチョール」を。なんでしたら...「防虫ネット(昔型麦わら帽子との組み合わせがお勧め)」や「防虫パーカー」なども。
<中野川気象情報> (気圧測定はHIGHGEAR 併用) 0809’2014:AM0730曇り,外気温20.8℃,気圧932hpa。AM9パラ雨,外気温21℃,気圧932pa。AM1030曇り,外気温21.5℃,気圧929hpa。AM12小雨,外気温22℃,気圧927hpa。PM2多雨,外気温21.7℃,気圧925hpa。PM4多雨,外気温22.4℃,気圧924hpa。PM0630雨,外気温22℃,気圧922hpa。PM8小雨,外気温22.3℃,気圧921hpa。
0810’2014:AM6雨,外気温22.2℃,気圧9908hpa。AM0730多雨,外気温22.6℃,気圧910hpa。AM0930小雨,外気温22.6℃,気圧916hpa。AM11小雨,外気温23.2℃,気圧918hpa。PM1230曇り・晴れ間有り,外気温24℃,気圧920hpa。PM2曇り,外気温24℃,気圧921hpa。
<川情報>( 0810’2014 AM10) 天候:パラ雨・風速1~2m/sec。濁り:全域で4/5 (薄緑色の濁り)。テラス下水位:ドラゴン岩の頭部出ている,減水傾向:平水+150cm程度。
0810’2014 AM11 27番・葛下げの谷(右の谷)濁り3.5/5 (白緑色の濁り・薄っすら底石が見える),水位:チェック岩・+90cm。
<コテージ宿泊> 予約済み は 8月1日⇒⇒31日。10月3・4・11・12・18・19・21・22・23・24日。()は仮予約です。
<編集後記> 8月末で「中野川着任」丸三年となります。台風にも慣れたと言いますかジタバタしても始まらない...って感じです。避難指示・勧告は出てましたが避難途中の山崩れ・倒木による被災を考えると・・・です。
せば また。中野川倶楽部 (ナカノカワクラブ) 支配人