中野川方丈記

ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。

今季・釣りレギュラーシーズン終了_1002’2021

今季最終日の朝_AM0722・0930

今季の 「釣り・レギュラーシーズン」 終了です。 アフターの「冬季釣り場」が始まりますので、、1年中フライフィッシングができます(結構↑↑ですよ)。小生達にとっては11シーズン目になり、初めての 「フリー」 な数か月になりました。コロナ禍によって、自由な移動が制限されてはいましたが、感染者がかなり少なかった四国内での日常生活は平穏でした。アチコチ、釣りにも行けましたしね!。

強い陽射し・朝_AM0745・1002

秋になり太陽が低くなってきて、本日のように終日快晴ですと、倶楽部ハウス内は温室状態で暖かいを通り過ごして暑いです。冬季も晴天日はナカナカ↑↑でして、まあ、曇天日はそれなりに寒いですね、冬は。なんせ。標高650mですので。

倶楽部ハウス前のキンモクセイ、開花して香り立っています。初秋の香り!。

倶楽部ハウス前の キンモクセイ。強い香りで眠気醒めます_1002

最近の釣果情報です。このご時世、瀬戸内海を渡っての四国・釣りはかなりの制限を受けましたが、それぞれの地域での釣果画像等を御提供頂きまして、誠にありがとうございました。来季もよろしくお願いします。

宿泊釣行の方、初日は到着が遅れイブニングは不発だったようです。2日目、サイズ的にはチョイと「何」でしたが・・それなりの釣果だったのでは。釣り時間が足りなかったようで、来季は若干の余裕スケジュールで。

by 入場者KSさん_09**
そこで・・・
by 入場者KSさん_09**

前回ブログでご紹介した初竹竿自作完成の方から、「魂が入ったヨ」報告が。真竹製でグリップから曲がる仕様で、「小さな魚でもめっちゃ面白い!と。次回作もすでに作成に入っている由、楽しみですね。シルクラインで頑張ってるそうで・・パチパチです。

自作ロッドの「魂・初ヒット!」シルクラインで by YTさん_09**

毛鉤探求師さん、ようやくの来訪が叶いました。最大26cm、二桁キャッチでヨカッタですね。やはり、繊細な毛鉤が功を奏したのでしょう。今季分毛鉤、皆さんで有効活用します、ありがとうございました。来季はアチコチへ行きましょう!。

フライボックスの今季毛鉤は・・空にして と_09**
by 入渓者KIさん_09**
そこで・・
中野川のプックリアマゴ by 入渓者KIさん_09**
ナカナカしっかりしたエエ魚体! 中野川の26cm by 入渓者KIさん_09**

上流部入渓の方、忙しさも峠を越え、「ホッ」の一時でしょう。お疲れ様です。それなりのポイントで出てくれた魚君、ありがと・ね、ですね。

じゃあ・・チョイと頂こうかな!
by 入渓者HSさん_09**
このポイントの・・
そこで・・

源流大好きさん、シーズン終わりまで大物キャッチしてますね!。最終日ポイントは不発だったようですが・・・秋冬のシーズンもありますし。来季も大物狙いで東奔西走して下さい。

本川水系の 28cm アマゴ by Hさん_09**
今季最後の入渓ポイント?!(本川水系じゃありまっせん) by Hさん_0930

高知のベテラン氏、中野川の大物狙いは「チョイ不発」でしたね。四国西部河川ではグッドなテンポで釣れてました。ロングキャストが素晴らしかったです。見習いたいものです。また、よろしくお願いいたします。

中野川アマゴ by 入渓者MNさん_09**
四国圏内西部河川の岩魚 by MNさん_09**
四国圏内西部河川での釣り人さん_09**

西日本河川での釣果報告、ありがとうございます。歩き易い平坦河川もありますしね、四国からはチョイ遠いけど里川を味わうには最適かと。まあ、山岳渓流は本川のシーズン早期と四国の西部河川がナカナカ↑↑ですので。小生、心の仲間 「ヒデヨシ君」 大好物・方、の生食い、ホントに旨いのかなーー??。

西日本河川の岩魚 by Wさん。新調リリースネットのブルーが鮮烈!_09**
そこの小さなポイントで
西日本の濃い色岩魚 by Wさん_09**
そこで・・
早朝でしょうね !?
ヒデヨシの大好物・カタツムリ photo by Wさん

色々好物、ありがとうございました。どちらも◎◎◎でして。釣果的には結構釣れてたのでは!?、流石ですね、淡々と沢山!。中高年向き河川探しの小生、来季は期待しております。本土河川のアチコチを、よろしくお願いいたします。

中野川・岩魚 by 入渓者 MTさん_09**
中野川・アマゴ by 入渓者 MTさん_09**
by 入渓者MTさん_09**
自然のオブジェ_photo by MTさん

同じく、宿泊釣行の方、天候的にはチョイドンよりでして、中野川の緑透過光を撮影するには「光が足りず」でしたね。岩魚メインの釣果で、アマゴが出てくれなかったのは小生と逆でして・・不思議なものです。毛鉤と投射ポイントなんでしょうか?。

中野川・岩魚 by 入渓者HKさん_09**
by HKさん_09**
by HKさん_09**

さて、小生の 「調査」 報告です。中野川の今季、ルアーマン入渓が目立ってましてね、多い日は数組↓↓・・・・影響は分かりますよね?皆さん。顕著です。近隣河川も同様状況です。

反応なし・近隣河川_PM0150・0921
別の近隣河川。やはり・・魚君達反応薄し↓↓_0929

ので、入脱渓困難ポイント・遡行困難ポイント中心に攻める(!?) ことになります。それなり・それなり以上の結果が出る場合も・・あるやなしや と。

四国圏内西部河川、エエ渓相ですが、、険しい場所も_PM0241・09**
岩魚の渓の筈でしたが・・・_09**
良い出方してくれてました_09**
そこで・・です_09**
釣れるのはアマゴばかりでしてね_PM0234・0926
ナカナカGoodな引きで・・_PM0310・09**

最終日の本川・中野川はかなりスローでしたね。原因はハッキリしてまして、土砂による川床上昇(魚君達隠れ場所の減少)やフィッシングプレッシャーでしょう。対策的には 「無いッ」かな・です。

今季ブービー・中野川チビッ子アマゴ。ロッドは「高太郎Rod 7ft 4番・3ピース」_PM1254・0929
例の場所です。ここの・・手前で
上流部、例の場所。魚君達反応↓↓_0930
中野川・今季最後のチビッ子アマゴ、毛鉤が大きいので(スパイダー)、余計小さく見えます_0930

<中野川気象情報> 1002 ’2021 (土):AM 6 快晴,外気温 14.6℃ ,気圧937.5hpa,風速0m/sec,テラス下水位 ±0cm 程度・濁り 1/5(着色)。AM 8快晴、外気温 15.0℃ ,気圧939.3.0hpa。PM 2 快晴、外気温 26.3℃ ,気圧942.0hpa、風速 1m/sec。PM 0410 快晴、外気温 22.2℃ ,気圧943.0hpa、風速 0.5m/sec。PM 6 快晴、外気温 18.0℃ ,気圧943.9hpa、風速 0m/sec。

テラス夜景_PM0735・0920

<水温測定結果>  0916’2021(木) Start・AM 0850天候 曇り。出合橋(桑瀬川);水温18.7℃(気温 21.5℃),風速 0.5m/sec 上流から。11番 集会所前;水温17.7℃(気温 19.8℃),風速0.5m/sec上流から 。14番・一号(旧)堰堤上;水温17.5℃(気温 20.0℃),風速0.5m/sec 上流から。20番・西山広場(御堂前 オドウマエ) 支流(竹ノ畝谷) 水温17.2℃(気温19.0℃) 風速 0m/sec,本流;水温17.3℃(気温19.2℃) 風速0.1m/sec 上流から 。24番・かかし山(第二堰堤下流部);水温17.1℃(気温 19.3℃),風速0m/sec 。26番・大荒れ(左の谷) 水温 15.9℃(気温 17.8℃) 風速1m/sec 上流から。27番・葛下げの谷(右の谷) 水温17.1℃(気温18.4℃)風速 0.2m/sec 下流から。濁り:全域で 1~1.5/5 (着色~濃い着色(出合橋))。

<川情報> ( 1002’2021 PM 6) 天候:快晴。テラス下水位 ±0cm 程度・濁り 1/5(着色~着色)。

<近隣宿泊情報> ・西条での宿泊;ビジネスホテル「エクストール イン 西条駅前」(☎ 0897564800) 。リニューアル後の客室・温泉・朝食・職員対応,評判が宜しいようです。

西条での飲食お勧めは「マルトモ水産」、西条港・大漁旗が目印。地元民利用が多い(かなりの高評判)のでチョイ空き待ちになるかも。料理は量が多めでして(刺身も厚切り)・・そこんところ御注意を。☎ 0897‐56‐8600 「月➡金」ウィークデイは予約お勧めです。奥の掘り炬燵小部屋、居心地良し・ですよ。

西条駅近辺には美味・瀬戸内海鮮料理店が多いので、お楽しみを。

<コテージ宿泊;予約状況> 予約済み;無し

・近隣の釣りベースとしてはナカナカ↑↑でしょう。本川漁協管内水域近し、仁淀川40分、西条・加茂川30分。

・「テレワーク+釣り」 に向いてると思うのですが、、ネット環境未整備地域(光ファイバー網準備中)なのが最大のウイークポイント。テザリングで対応してますけどね。

・基本、自炊ですけど。ダイニング・キッチンとベッドルームは別室でシンプルですけどバストイレ付き、冷蔵庫・電子レ

ンジ その他調理器具・食器は完備です。詳細に付いてはお問い合わせください。

・コロナ禍の推移(緊急事態宣言・まん延防止等等重点措置による対応) によってはお断りする場合もありますので、お問い合わせください。

<編集後記> ・今季釣行で出会った草花画像です。植物同定と説明は植物物知り・倉敷のWさんにお願いしました。ブログ末尾に説明文を転載させて頂きました。ありがとうございました。

① コバギボウシ(小葉擬宝珠)
② アフリカホウセンカ(鳳仙花)
③ シユウカイドウ(秋海棠)
④ ツリフネソウ(釣舟草)
⑤ ヤブラン(藪蘭)
⑥ ツルボ(蔓穂)
⑦ ヒキオコシ(引越し)
⑧ ゲンノショウコ(現の証拠)
⑨ シシウド(猪独活)
⑽ ツルボの群生 6 と同種です。

・今年の中野川・中秋の名月、曇天で・・・観測できませんでした。その代わりと言ってはなんですが、「月のウサギ」を頂きました。美味です、ありがとうございました。広島名物のバターケーキ、売り切れでその日はFinなんですって。

月のウサギ
バターケーキと 「House」

・小生作朝食、数日間。マア、慣れたもんではありましてね。野菜にはオリーブオイル+塩+コショウで、主食はオートミール+豆乳+ヨーグルトです、ヘルシーでしょう!?。

小生作 朝食・1、飲み物は 「黒文字茶」。朝主食はいつものオートミール。
小生作 朝食・2。+チキンで。定番の焼きバナナが↑↑

・斜面に咲いた「オキザリス」、ネーミングが日本語ではチョイ「何」ですけど、「語呂合わせ」みたいなものなんで・・・「カタバミ」の種類、多いのですね。語源はギリシャ語で「酸性」「酸っぱい」ですと。マア、置き去りされたら「酸っぱい」ですよね。

斜面のオキザリス photo by 植物担当_1001

{ 花の名前 }by 倉敷のWさん、誠にありがとうございました。

1)コバギボウシ(小葉擬宝珠) リュウゼツラン亜科ギボウシ属の多年草。 北海道、本州、四国、九州までの広い地域に分布し、日当たりの良い湿った草原や湿原に自生。春の山菜のウルイはイワギボウシであってこの種ではありません。これが食べられるかどうかは不明(食べたこと・有りませ~ん)。

2)アフリカホウセンカ(鳳仙花) ツリフネソウ科ツリフネソウ属 

 背丈が低く改良された種、原産地は名前の通り・アフリカ中東部の高地。開花期間が長く、初夏から秋にかけての夏の花壇材料として利用される。また日陰でも花を咲かせるので、日陰のガーデニングでは重宝される。一年草であるが、こぼれ種でも増えるほどの増殖力がある。

 4)のツリフネソウと同科・同属で、学名のインパチェンスはラテン語の「impatient」に由来し、「我慢できない」という意味です。これは、インパチェンスの熟した莢に触れると、弾けてタネが広範囲に散らばるためで、その様子を「我慢できない」と表現しているから(だと思います)。

花言葉は「鮮やかな人」「強い個性」「豊かさ」などですが、「私に触れないで」もあります。これは果実が熟すと鞘が弾けて中の種子が飛び散ってしまうことから名付けられたそうです。

3)シユウカイドウ(秋海棠) シュウカイドウ科シュウカイドウ属(ベゴニア属)

 原産地は中国南部。和名は中国名「秋海棠」の音読み。江戸時代初期に日本に持ち込まれて以降、園芸用として栽培されている。園芸種のベゴニアと同属ですが、花・葉の色合いや立ち姿がどことなく日本的でお茶花として飾られることもあります。

4)ツリフネソウ(釣舟草)  ツリフネソウ科ツリフネソウ属

 北海道~九州まで全国的に分布し、山地の湿った所にはえる高さ50~80cmの一年草。花が黄色のキツリフネもあって混生していることが多いのですが、なぜか鳥取(倉吉・三朝方面)ではキツリフネは見掛けません。キツリフネは距の中に大量(大きさの割に)の蜜を持っていてハナバチやクマンバチが良く来ますが、人が吸っても甘さを感じられるくらいの量です。

5)ヤブラン(藪蘭)  キジカクシ科ヤブラン属

中国や朝鮮半島、日本では全土、主に関東以西の本州・四国・九州・沖縄に分布して、山野の林内で樹木の下草として自生する。和名ヤブランの由来は、やぶに生え、葉の形がランに似ていることからこの名が付けられたと言われている。 古来「蘭」は高貴なものとされてよく似た葉姿のものに[ラン科でもないのに]蘭の名前を付けられたものがたくさん有ります。斑入りのものや白花のものが園芸種として庭の下草や縁取りとしてよく植えられています。晩秋には直径5 mmほどの球形の実を付けて緑色から黒紫色へ色が変わります。光沢があって、まるで果実のように見えますが、これは種子であって果実は皮が早くに落ちて種子がむき出しになる変わった性質を持っています。

6)ツルボ(蔓穂)  キジカクシ科ツルボ属

 北海道南西部から九州までと琉球列島に広く分布し、林縁や堤防、草地等、日当たりの良いところに多く、往々に群生を作る。球根で越冬しますが、年に二回葉を出すという変わった生態をしています。春に4~5枚出して夏に枯れ、秋に2~3枚出した中心から花穂を延ばして開花します。

7)ヒキオコシ(引越し)  シソ科ヤマハッカ属

北海道南西部から本州、四国、九州に分布し、日当たりの良い丘陵、山野に自生する。和名の由来は、昔、弘法大師が諸国行脚の道中で、道端で病で苦しんで倒れ込んでいる旅人に出会い、旅人は今にも死にそうで、近くに生えていたこの草を噛むように教えた(あるいは飲ませた)ところ、病が治ってその病人が起き上がって元気になり、旅を続けたという故事からくる。別名で、エンメイソウ(延命草)とも呼ばれ、この弘法大師の伝説から名付けられている。ヤマハッカの仲間にはたくさんの種がありますが、このイヌヤマハッカが                          中では花も大きくきれいな色合いをしています。(一昨年のイワナ産卵場造りの折に、三朝町福吉にて)

 それにしても・ヒキオコシの小さな花によく気付かれましたねぇ。(いえいえそれ程でも)。どちらも葉を指で揉むとかすかにミントの香りがします。

8)ゲンノショウコ(現の証拠) フウロソウ科フウロソウ属

日本全土の山野や道端に普通に見られる。古来より、下痢止めや胃腸病に効能がある薬草として有名で、和名の由来は、煎じて飲むとその効果がすぐ現れるところからきている。漢字名はゲンノショウコは「実際に効く証拠」を意味する。ゲンノショウコには白い花を付ける白色系と、ピンク色を付ける紅色系とがあり、日本では、富士川付近を境に東日本では白花が多く、西日本では淡紅、日本海側で紅色の花が多く分布している。福原で見掛けたときは花の中央部が赤く見えたので別の珍しいものかと思いましたが、写真を拝見して、やはりゲンノショウコでした。

9)シシウド(猪独活) セリ科シシウド属

 本州・四国・九州の山地の日当たりのよい草地に見られる日本固有種。 食用のウド(ウコギ科)とは似てはいますが・全くの別種で、茎や葉は食べられません。真上から見ると線香花火のような花姿で良いものです。近い仲間にハナウドが有りますが、こちらはもう少し高地に自生して花も貧相です。

10)ツルボの群生 6)と同種です。

せばまた 来季もよろしくお願いします

 (有)中野川倶楽部 代表   Nakanokawa Club 友の会 主宰

  齊藤光輝

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