中野川方丈記

ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。

気温低下・風吹きでも「頑張り」ました_1101’2012

中野川の今朝・怪しい雲行き_1101'2012

本日のアメゴ by Tさん from 奈良_1101'2012

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本日の岩魚 by Nさん from 大阪_1101'2012

紅葉の新堰堤_1101'2012

 

 

 

 

 

 

 

 

26番出合下のアメゴ by 「調査」人_1101'2012

 

 

 

 

 

 

 

 

入渓者さん達と朝の打ち合わせ後,見回り・水温測定・魚ウォッチングと「調査」へ。予報では「晴れ」でしたが,何せ当地は山間の谷沢で「変わり易い」天気地帯なのです。朝は青空と怪しげな黒っぽい雲,おまけに上空は強い風が吹いているらしく雲の流れが速く,雲の塊が通り過ぎるのと同時に「パラパラ」雨が,そして風が吹き始めました (5 ~6 m/sec) 。体感温度が「スーッと」下がり,昨日とは様相がかなり異なります。水温は昨日比1℃前後のダウン,各ポイントの気温は2℃程度下がっていました。数か所に設定した「浮き魚チェックポイント」では魚の様子に変化は無し。あるポイントでは以前,「ここをキャンプ地とする」氏が「バラシ」たと思われる「超大物岩魚」が姿を現していました。時折ライズしてます。でも本日は,「魚の付き場所・毛鉤選択」の「調査」が目的なので移動。結果,2時間で中・小型アマゴ3尾,28cmクラスのラインブレイクバラシが1尾。上流部の風は時折のブローが7 m/sec で,当初セットした 5X 12Ft リーダー+6X 4Ftティペットでは・・「釣りにならん」,で 5X 6Ft リーダー+6X 4Ftティペットに変更。それで何とか (と言うか,すごく快適に) キャスト成立。6Ftリーダーは徳島のK師に「買い置きだけど」と頂いた物(ブツ) が早速役立ちました。無理しないFFも楽しいです。付き場所は「落ち込み廻り」・「流心」・「タルミ」で,毛鉤は相変わらずのアダムスパラ#16 & #18で,反応は#18の方が良かったです (ラインブレイクされたのは#16) 。飛んでる虫は結構大きいんですが (サイズ #12 ~ #14位) 。中流域に入渓した方は「スパイダー #16?」でキャッチ!。色んな毛鉤に反応してました。関西からの入渓者さん達は昨日から引き続きで,本日は気温低下と風で条件は良くなかったのですが,それぞれ満足Fishing。FF始めて一年位で「ちゃんと結果を出す」のは,パチパチです。そんなこんなで「ボノボノ」した一日でした。

中野川気象情報:AM0650曇り,外気温7℃,気圧936hpa。PM0118晴れ,外気温12℃,気圧938hpa。PM5曇り,外気温9℃,気圧939hpa。PM8曇り(星空),外気温8℃,気圧940hpa。

水温測定結果 (AM0910 Start 曇り) :14番 旧堰堤上 10.2℃ (気温8.8℃),20番 西山広場 支流 10.6℃・本流 10.0℃(気温8.4℃) ,26番 左の谷 (荒瀬 アラセ) 9.8℃ (気温8.6℃) ,27番 右の谷 (葛下げの谷 カズラサゲノタニ) 9.9℃(気温8.7℃) 。

水位:AM0650から日中はラッコ岩・腹下。AM1130の27番入り口 チェック岩 -7 cm。

透明度(5段階評価で0はジンクリア):0・ジンクリア

予約状況:(宿泊)Xは11月2・3・4日,11月23・24・25日 。Xは予約がいっぱい・△はまだ空きがあります・○はまだまだ空きがあります。

お願い:① 産卵活動中の魚には毛鉤をキャストしないで下さい。いずれにしても,「餌より♀」モードの魚は釣り難いんですが。② 子砂利・中砂利部分で産卵床になっていると考えられる場所 (水底が掘り起こされて・・白っぽくなっている) でのウェーディングは禁物です。(目印投入については目下思案中です。見れば解るから) ③ 産卵活動直後の魚は痩せて空腹です (解るでしょ?) 。入渓前に情報提供しますので御理解と御協力をお願いします。

後記:そろそろ「岩魚君達」のスポーニングスタートでしょうか?,妙に大きいのが浮いています。上流部が多く,ポイントも限定的ですが。シングルハンダーが目立ちますので「例年よりは遅れ気味かも」です。猪の目撃例も少ない本年・秋です。

せば また。中野川倶楽部 (ナカノカワクラブ) 支配人

 

 

 

 

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